事業報告・決算書類
事業報告(2025年度)
我が国の経済社会は、「デフレ・コストカット型経済」からようやく「成長型経済」に移行の段階を迎えるものの、潜在成長力が伸び悩み、賃金の伸びは物価上昇に追いつかず、個人消費は力強さを欠くとされる。国際社会においては、さまざまな地政学的競争の激化に伴い、国際秩序の先行きに不透明感が増しており、国内では、人口減少・少子高齢化をはじめとする課題が山積する。2025年度は、本会事業計画に掲げた通り、まさしく「VUCA(ブーカ)の時代」(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、Ambiguity:曖昧性)において、経営者に従来とは異なる経営姿勢が求められていることを実感する一年となった。
こうしたなか、新たな役員体制で臨んだ本会活動は、これらの時代の潮流変化に柔軟に対応するため、榊田代表幹事のもと、経済同友会の基本理念である談論風発の議論を加速させ、多様なテーマを探求することにより、経営者としての素養を磨くための活動を意欲的に展開した。
9つの委員会においては、各委員会を運営する5名1組の若手経営者によるスタッフが、自ら企画立案し、2年間の活動を始動した。多くの会員が、オープン委員会として開催される各会合に、自らの関心に基づいて、自由かつ積極的に参加した。部会においても、多くの会員の参画を得ながら、経済人として成長を実感できる活動をめざして展開してきた。
