ファミリービジネス研究委員会
事業計画
日本の中小企業の多くは、ファミリービジネスという、家族が経営や所有に関与しているビジネスの形態で成り立っているといわれている。
家族経営や同族経営、オーナー企業と呼ばれる経営形態は、長期的視点に基づく経営や、経営理念の継承、家族の文化や価値観が企業の方針や風土に強く影響し、地域貢献や社会的責任を重視する企業が多いといった特徴をもち、経営戦略や組織運営の面で他の企業とは一線を画している。
また、後継者問題や世代交代に伴う経営の変革といった特殊な課題にも直面しており、これらの対策を取ることにより持続可能な経営を実現する道を開き、社会における中小企業の持続的発展や地域活性化に寄与していかねばならない。
京都経済同友会の一委員会として、様々なファミリービジネスの成功事例や失敗事例を分析し、理解を深め、実践的な知見を得ることを目的としたい。そして、会員同士の意見交換やネットワーク構築を通じて、各地域におけるファミリービジネス企業を訪問し、その企業の経営環境の改善や社会的責任の増大、さらに長期的視野に立って安定した経済基盤の形成がどう成されているのか実態を学ぶことで、地域社会の発展に貢献することをめざす。
役員
委員長
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- 長尾 篤人
- 株式会社 長尾組 代表取締役社長
副委員長
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- 渡辺 正一
- 株式会社 一保堂茶舗 代表取締役社長
担当幹事
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- 河内 優太朗
- 株式会社 ロマンライフ 代表取締役社長
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- 中野 雄介
- 清友監査法人 包括代表社員
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- 平井 誠一
- 株式会社 西利 代表取締役社長