学生と京都のコミュニティを考える委員会 第2回委員会を開催

2016.02.19イベント・会合

学生と京都のコミュニティを考える委員会(委員長:土山雅之氏)は、2016年2月19日(金)京都東急ホテルにおいて、第2回委員会を開催した。「留学生が来たい、学びたい、働きたいと思える京都」の実現に向け、以下の5名の留学生・学生をパネリストに「ここが聞きたい留学生の本音! ― YOUは何しに”KYOTO”へ?」をテーマに、パネルディスカッションを行った。

 

<パネリスト:写真席順(左より)>

  • 林 均蔚 氏(同志社大学 3回生 台湾出身)
  • ラウーフ・ファード モハマド マーディ 氏(京都大学大学院 博士後期課程1回生 イラン出身)
  • ニコール ベルトッツイ 氏(シカゴ大学 3回生 アメリカ出身)
  • マイケル ライアン スミス 氏(京都大学大学院 博士後期課程2回生 アメリカ出身)
  • 山下 美早貴 氏(京都府立大学 4回生 日本出身)

<コーディネーター>

  • 杉岡 秀紀 氏(京都府立大学公共政策学部 講師/本委員会 アドバイザー)

パネルディスカッションでは、5名のパネリストや、オブザーバーとして参加した留学生の王月瑋 氏(ブリンマー大学(アメリカ) 3回生 中国出身)から様々な意見をいただいた。

「留学生を増やすために必要なことは?」との会場からの問いに対しては、「自国では、日本(京都)への留学について情報が少ない。企業や大学等の民間レベルで、現地(海外)に交流センターなどの情報を発信する場をつくるべき」「まず、若い人に日本(京都)に観光に来てもらい、日本の良さを知ってもらうことが必要」等の意見があった。また、日本での就職については、「語学面等、留学生にとって困難なことが多いため、就職を諦めて母国に帰ってしまう人が多い」「日本で働く場合、女性で外国人というのは不利になる。女性がもっと活躍できるような社会になってほしい」との発言もあり、留学生の誘致や就職について改めて考える機会となった。

次回の委員会は、5月24日(火)に開催する予定。

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